こんにちは。白土です。

12月14日をもって副院長である武井先生が病院を去られました。医局で武井先生の話に曖昧な相槌を打つことがなくなり事務作業は少しはかどる気がします(失礼過ぎでごめんなさい)が、それ以上に癒しキャラとも言うべき存在を失い寂しいのが本音です。

そして常勤医が4人から3人に減るということは、思っていた以上に業務の負担増が大きいな…というのが本音で、武井先生の存在の大きさを感じます。外来も病棟もキャパシティいっぱい。これまで認知症の症状が強くて長時間待つことが大変な方と家族に喜ばれていた予約外来の枠を閉鎖して一般外来に振り分けざるを得なくなりましたし、大急ぎで診ないと大変な方に発動していた「もの忘れ外来緊急枠」も閉鎖せざるを得ません。

昨年後半を中心にケアマネージャーさん向けの勉強会を行い、認知症の知識の普及や必要な方を連れてきて頂くよう働きかけをしてきました。笠間・水戸の熱心なケアマネさんとつながることが出来て、ケアマネさんに勧められてもの忘れ外来を受診したいという方が増えています。需要がある方の所に情報が届くのはとても嬉しいことなのですが…受け手である供給側の手が、圧倒的に足りないのが悩みの種。もの忘れ外来の予約は、5月までいっぱいになってしまいました。

何とかしないといけません。根本的にシステムを変える時期に来ているようで、この不具合を解決することが今年最初の課題になりました。

昨年末あたりから、‘効率化’というキーワードで自分の行動を見直しています。タイムマネジメントに関する本を読み、タスクシュートという時間管理ツールに巡り合い、これを実行しやすくするために、新たなノート型パソコンを購入しました。

hybrid zero

Lavieのhybrid zeroです。ふざけているの?というくらい軽い。750gです。

タスクシュートは今年初めから本格的に始動します。あたりまえのように行っている自分の動きに、数分を短縮できる無駄な動きがないかも見直し始めています。他の方にお願いできる仕事は抱え込まずにお願いしていこうとも考え、早速山本先生に当直表や訪問診療のスケジュール設定をお願いしてみました。(山本先生は、いつも気持ちよく引き受けてくれて、ありがたいです。)

もの忘れ外来については、週1日の午後に3人の初診患者さんという「じっくりコース」に加えて、あらかじめ詳細な予診票に記載をして頂き、診断のあたりをつけた上で一般外来で診察をするという「スピードコース」も軌道に乗せていこうと思います。これまでも希望される方には一般外来で差し当たりの抑制薬処方などはして対応していたのですが、それをもう少し「とりあえずの対応」から「精度の高い診察」に変えていこうというのが狙いです。既に予診票が出来上がり、水戸のしゃらくさんなどの施設スタッフに協力をお願いして試験運用を始めています。

効率化というと何やら機械的で温かみがない響きがします。徹底的に効率化して生まれた余剰時間は、患者さんやご家族の思いをくむような語らいの時間にもあてたい。何を効率化すべきで何をすべきでないか、を自分の中で明確に区別していこうと思います。

最後に、これまで病院に力をお貸し下さった武井先生、本当にありがとうございました。武井先生のGoing my wayながらサービス精神旺盛な振る舞いに助けられていたことを私も看護師さんも今さらながら実感しております。またどこかで一緒にお仕事できる機会があれば嬉しいです。