10月初旬に工事着工し大枠が決まると、今度は内装や中の備品などを揃える段階です。サンゲツのカタログとにらめっこしながら床や壁の材料を決めたり、内視鏡室や処置室に置く家具や備品をオーダーする作業に入りました。

設計の廣木さんは、メールへの連絡も早くフットワーク軽く動き回って下さり、九州と茨城という距離を全く感じずにお仕事をさせて頂きました。(今回のお仕事で関東でお仕事をする自信がつきましたとおっしゃって下さったのでWin-Winです)博多弁のイントネーションがとても耳に優しく、お話ししていると癒されました。

廣木さん

医療機関で一般的に使われる物品のカタログはメーカーさんから何冊も頂いたのですが…。医療用というだけで、値段が高かったりでなかなか納得がゆく物に巡り合えず。最終的に内視鏡物品カートや救急カートは「モノタロウ」で工場で使われている金属ワゴンやカートを注文することになりました。

どこにどんな物品を置くかも、最初は全くわかりませんでした。今までは公立病院ですべてセッティングされている状況で指示だけ出していればよかったので。当時勤めていた笠間市立病院の物品棚やカートを片っ端から写真に撮らせて頂いたり、内視鏡に明るい看護師さんに洗浄液の作り方を教えて頂いたりと、おんぶに抱っこで準備を進めさせてもらいました。

また、どこに聞いたらよいかわからない小さな(けれど当時の自分には切実な)疑問は、みさよ内科クリニックの福地先生や、大学の先輩で常陸大宮で開業されている中塚先生にSOSメールを出しまくり、参考にさせて頂きました。「予約はどうしましたか?」「オートクレーブは買いました?」というシンプルな質問から、中塚先生には「初期に導入した薬剤リストを下さい」なんていう厚かましいお願いまで、本当にお世話になりました。

高校時代からの親友にしてつくばで眼科皮膚科を開業している詩敏にも、直前にふと不安に襲われた時などに電話をかけて話を聞いてもらったり。「どんちゃんなら絶対大丈夫だよ~」という優しい励ましに、どれだけ心が癒されたことか。