ニュースレターではなるべくニュートラルな記載を心がけましたが、今回は100%私ごとを。

元々胃袋は丈夫。甘い物も好きですが、どちらかしか食べられないならしょっぱいご飯ものをとります。しょっぱい物と甘い物、順番に食べれば飽きずにずーっと食べ続けられるわ~そんな風に思ってモリモリ食べていました。クリニック開院前後は慌ただしく、食事までセーブしては自分がかわいそう…とそこそこ好きな物を食べていたら、ある日体重計に乗ったところ、これまでのベース体重より3-4kgUpしていることに愕然とします。

さすがにこれはまずい…と本気になり、ダイエットを開始。

心がけたのは「自分の欲望を分析し、自分が機嫌よく続けられるアプローチ法を考える」

意志が強い人間ではないので、ストイックに我慢!は100%続きません。なので上手に自分のご機嫌をとりながら、少しずついい方向に変えていこうと考えたのです。

・甘い炭酸も嫌いではありませんが、飲んだ後のべったり甘さが残るのはあまり好きではなかったのです。自分は炭酸のシュワッとしたのどごしが好きなのだと気づき、無糖の炭酸水に切り替えました。慣れると断然こちらの方がおいしいと感じるように。

・朝は当初はバターコーヒー。時々ゆで卵つき。昼近くになるとお腹はすきますが、外来で忙しいので間食をする余裕などなく、あまり問題には感じませんでした。

コーヒー

昼はお弁当を自宅から持参。本来おかず半分、ご飯半分を入れるタッパーを全ておかずで埋めつくし、とにかくお腹をいっぱいにする作戦としました。

糖質オフ 糖質オフ2

糖質オフ3

これは初めて間もない時期。「米がない!」という事実が自分としては一大事で(笑)空腹感を極度に恐れ、おかずいっぱいのお弁当に汁物かサラダのタッパーもつけていました。

夕食は最も意志力を試される部分なので、ひとまず好きにしています。疲れて帰ってきて「カレーあるよ~」と言われると、ついつい食べてしまったり。

この生活を1年くらい続けて、開院後に増加した3kgは元に戻りました。体調もそれほど悪くないと思っていました。

この頃に、藤川先生の「うつ消しごはん」と小西先生の「メガビタミン入門」という書籍と巡り合います。甘い物や炭水化物を食べたいのは、自分の意志が弱いからではなく、「エネルギー不足でもっともと!と体が欲している」という説明に、膝を打つような思いでした。

春先に健康診断で他院を受診した時に、ぜひ!とお願いしてフェリチンを測定してもらいました。

フェリチン

フェリチン43.5 。

こんなに肉をいっぱい食べているつもりでも、鉄はまだまだ足りないのか~と驚きです。生活習慣病系の数値はすべて正常範囲です。

ゆるい糖質制限は完全に定着してストレスなく出来ていると判断し、次のステップとして約3ヶ月前からホエイプロテインを毎日飲むようになりました。

プロテイン

わが家は家族全員でプロテインを飲んでいるため、常時4-5種類のテイストがずらりと並んでいます。どちらかと言うと甘酸っぱめのパイナップルとベリーベリー味がお気に入り。プロテインを摂ってから、肌の調子がよくかさつき知らずに。そして本に書かれていた通り、我慢している訳ではないのに「甘い物を食べたい」という欲望が自然と抑えられているのを実感します。主食がないことへの恐怖心もすっかり払拭され、夕食も主食がないケースが普通になりつつあります。

9月に小西先生が講演でいらっしゃる1週間前に、ついにATPセットを開始しました。

ATPset

B-50  朝1- 夕1, C-1000 朝1-昼1-夕1, 鉄 朝2,   E-400 夕1

その時の私は、数日前から肩~首にかけての凝りが強く「何かにたたられているのでは…」と思うほど笑。相手が患者さんであれば葛根湯を処方したいところですが、自分相手には処方もできず、湿布を貼ってごまかしていました。そんなタイミングで初回ATPセットを開始して、なんと半日後!午後にふと気づくと、肩こりが和らいでいる!

「ビタミンB不足でピルビン酸がクエン酸回路に入れないと、ピルビン酸→乳酸となり、蓄積した乳酸が肩こりの原因となる。」

私の肩こりがよくなったのは、朝飲んだビタミンBが効いているんだ!!目の前の生化学の記載と、祟りから自由になって軽~くなった肩が見事につながって、一人静かに興奮!生まれて初めて生化学って面白いと思いました。それにしても1錠で著効とは、なんて単純、いや素直な体。その時は和らいだ、程度で完全になくなった訳ではありませんでしたが、1週間もするうちに肩こりは完全に消失。

ATPセットが始まってから、自覚的な健康度は上がっています。以前は外来診療後は頭がボーっとして創造的な作業はできないため、単純な書類作成などの事務作業にあてていました。最近はこの時間帯でも、新しい知識のインプットもできるようになっています。そして鉄が効いているのか、自然と「体を動かしたい!」という気持ちになり、外来の隙間時間にそーっとダンスなども。(完全に怪しい人です笑)

ちなみに糖質制限はそこまでストイックにしている訳ではなく、人と会食をする時など、ハレとして糖質を食べることはあります。でも最近は自然と「タンパク質が多いメニュー」を選ぶように。

イタリアン

ちなみに体重は、増えた分が戻って、それ以上は減りません。安定のBMI標準ぴったり。体重計の目盛りは低い方が美しいと刷り込まれているので、もっと減ったらな…とついつい思うのは、痩せたい病に取りつかれているのかなのか。そもそも、これだけ食べてもっと痩せたいというのは図々しいと言うものでしょう。

私のメガビタミンチャレンジは、まだ始まったばかり。これからどんな風に変わっていくのか、ワクワクしながら学び、実践を続けたいと思います。

人生100年時代。75歳まで現役で働くようライフプランを修正しました。